シンガポールでブレンド製品の営業を担当、異文化を体感しながら日々邁進中!
- SIS’88 Pte.Ltd.
- 2016年入社/政治経済学部 政治学科
現在の仕事内容は?
シンガポール子会社で、現地社員と共にプロジェクト下の営業
半年前からシンガポールの子会社に出向しており、現地社員と一緒にブレンド製品(砂糖と他原料の混合品)の営業を担当しています。お客様の要望や自社の製造キャパシティ、原料調達の都合(いつ届くか、いつなら安く買えるか等)を鑑みてご提案し、契約が取れれば社内の生産計画や輸送、製造等それぞれの担当等のチームと調整を行ったり、契約書作成やデータ入力を行います。現在プロジェクトが進行中のため、問題点について本社の管理部門と打合せをすることも仕事の一つです。
社内の打合せやお客様とのメールは英語なので、微妙なニュアンスの違いに苦悩しながら取り組む日々です。異国での仕事は考え方や文化も大きく異なり、毎日自分の価値観が上書きされていくのを実感でき、とても面白いです。
今の仕事の魅力・やりがいを教えてください
2つの国の営業スタイルを実践の場で学び、良いとこ取りできる
慣れない業務に四苦八苦していたある日、砂糖の国際相場が大きく動き、適正価格で売るためには値上げをする必要がありました。メールで簡単に値上げ案内をするのが現地スタイルですが、それだと一部のお客様から反感を買う可能性があるため、上司に進言しご説明の場を設けました。つたない英語でロジックを組み立て、資料を用意して丁寧にご説明した結果、簡単には値上げを了承しないお客様にも快くご理解頂くことができました。
これは成功体験ですが、日本のやり方が失敗することもあります。現地のやり方も知り、良いとこ取りを実践で学べることは、大きな魅力です。
職場の雰囲気はどうですか?
日本はチームプレイ、シンガポールは個人プレイ
国内で働いていた時は、チーム全体で相互に補完しあい、協力して問題解決することが多かったです。皆で相談しながら進めるため、職場でのコミュニケーションが活発な反面、結論が出るのが遅くなることもありました。
それに対し出向先のシンガポールの会社では、各自が自分の仕事に責任を持って向き合っているため、他の人の仕事にあまり口を出さず、決断はトップダウンの傾向です。そのため、困った時は自分から関係者に働きかける必要がありますが、その分各自が自分の仕事に集中できます。どちらも一長一短です。
DM三井製糖に入社を決めた理由を教えてください
「なんとなく好き」という直感が最後の決め手
自分にはこの業界のこの職種がぴったり!と、最初からわかる人はいないと思います。実は私は、最終的な入社の決め手は「なんとなく好きだから」でした。1/3日、週5日も過ごす場所なのだから、居心地よく過ごしたい。というアバウトな理由で決めましたが、「やりたい」をサポートして丁寧に教えてもらえる環境があり、今も国を超えて楽しく働いています。どんな環境でどのように働きたいか?の視点も一つの手だと思います。
ある日のスケジュール
- 8:30出社
- 9:00資料作成
- 10:00営業チームミーティング
- 12:30昼食
- 14:00顧客と打合せ
- 15:00契約書作成、データ入力
- 16:00製造計画チェック
- 17:00顧客フォローアップ
- 18:00退社