お砂糖の原料
お砂糖は植物から
できているんだって!
どんな植物なのかな?
お砂糖の原料は
「さとうきび」と「てん菜」
砂糖の原料は植物100%
お砂糖の原料は大きく二つ、「さとうきび」と「てん菜」です。「さとうきび」は茎に、「てん菜」は根にお砂糖を蓄えます。
さとうきび(別名:カンショ)
- イネ科サトウキビ属
- 茎の太さ:約2~4cm
- 茎の高さ:約3~6m
- 茎の部分に砂糖を蓄積
- 茎の糖度は13~14%
てん菜(別名:サトウダイコン、ビート)
- ヒユ科フダンソウ属
- 600~1200gにまで肥大
- 根の部分に砂糖を蓄積
- 根の糖度は14~20%
砂糖(ショ糖)は、二酸化炭素と水を材料に光合成で作られます。
「さとうきび」と「てん菜」は、まさにお砂糖になるべくして産まれた植物だね!
さとうきび・てん菜の栽培地
さとうきびは、高温多湿を好み、熱帯や亜熱帯地域でよく育ちます。
てん菜は、温帯の比較的涼しい地域で栽培されています。
日本の栽培地
沖縄・鹿児島
さとうきびは鹿児島、沖縄で栽培されています。
北海道
てん菜は、北海道で栽培されています。
世界の栽培地
さとうきびは、南米、アジア、オーストラリアなどてん菜はヨーロッパ、北米などで作られています。
日本で消費されるお砂糖のうち、国産の原料から生産されるのは全体の4割くらい。
残りはさとうきびからつくられる原料糖を輸入しているよ!
主な輸入先はオーストラリアやタイだよ!
- ※参考資料:精糖工業会発行「お砂糖豆辞典」、砂糖を科学する会発行「砂糖の知識」
お砂糖は植物原料からできているんだね。
自然の恵みいっぱいの甘みを感じてほしいな!
「てん菜」の形はダイコンに似てるけど、実はホウレンソウの仲間なんだよ!